「グランドスタッフを目指しているけれど、TOEICの点数が足りないかもしれない…」
「TOEICを受けていないけど応募できるのかな?」
エアライン受験を考え始めた方の中には、このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
私は国際線グランドスタッフとして約10年間勤務していました。就職活動や現場で働いていた経験を踏まえると、グランドスタッフ採用においてTOEICは確かに評価される要素の一つです。
しかし、TOEICの点数だけで合否が決まるわけではありません。
この記事では、元グランドスタッフの経験をもとに、エアライン受験におけるTOEICの必要性や目安となる点数について解説します。
結論:TOEICがなくても受験はできるが、ある方が有利

まず結論からお伝えします。
グランドスタッフ採用では、TOEICの提出が必須ではない企業も多くあります。そのため、TOEICを受験していなくても応募自体は可能です。
実際にANA・JALといった大手航空会社のグランドスタッフ職の募集要項には、「英検2級以上もしくはTOEIC550点以上の語学力を有する事が望ましい」と記載されており、取得がマストではありません。(2026年6月現在)
ただし、TOEICスコアを持っていると選考で有利になる場面があります。
なぜなら、採用担当者にとってTOEICは応募者の英語力を客観的に判断できる指標だからです。
特に近年は訪日外国人の増加に伴い、英語力を重視する企業も増えています。
同じような学歴やアルバイト経験を持つ応募者が並んだ場合、TOEICスコアが評価材料になることも少なくありません。
そのため、受験まで時間がある方はTOEIC取得を目指すことをおすすめします。
グランドスタッフ採用で求められるTOEICの目安

では、実際にどのくらいのスコアがあればよいのでしょうか。
TOEIC500点未満
応募できる企業はありますが、英語力をアピールする材料としてはやや弱い印象です。
エアライン受験を本格的に考えているのであれば、まずは600点を目標にするとよいでしょう。
TOEIC600点前後
グランドスタッフを目指す方にとって、一つの目安となるスコアです。
私自身、受験生や現場の同僚を見てきましたが、600点前後を取得している方は多くいました。
「英語が苦手ではない」というアピールにもなります。
また、大手航空会社だとTOEICスコアが550点以上の取得を推奨しているため、まずは600点取得することをおすすめします。
TOEIC700点以上
採用選考で強みになるスコアです。
国際線業務が多い空港や、外資系航空会社の受託業務を行う企業では高く評価される傾向があります。
英語面接への自信にもつながるでしょう。
TOEIC800点以上
かなり高い英語力の証明になります。
ただし、800点を超えていても必ず内定できるわけではありません。
グランドスタッフ採用では、英語力以外にも重要な評価ポイントがあるためです。
TOEICがないとグランドスタッフ受験は不利?

「まだTOEICを受けたことがないのですが、受験はできますか?」
これはよくいただく質問です。
結論としては、受験は可能です。
実際に募集要項を見ると、TOEICスコア提出を必須としていない企業もあります。
ただし、TOEICスコアがない場合は英語力を客観的に示す材料が一つ減ってしまいます。
例えば、
- 留学経験
- 英語を使った接客経験
- 海外経験
などがあれば別ですが、そうした経験がない場合はTOEICが英語力を示す最も分かりやすい指標になります。
受験までに余裕があるのであれば、ぜひ一度受験してみることをおすすめします。
実際に採用担当者はTOEICをどのくらい見ている?
私の経験上、TOEICの点数だけで採用が決まることはありません。
現場で働いていた同僚の中にも、
- TOEIC900点近い人
- TOEIC600点程度の人
がいました。
採用担当者が見ているのは、
- 接客適性
- コミュニケーション能力
- 第一印象
- 協調性
- 志望度
など総合的な要素です。
ただし、書類選考の段階では人柄を見ることができません。
だからこそ、TOEICスコアは「努力できる人」「英語力がある人」という評価につながる可能性があります。
つまり、TOEICは絶対条件ではありませんが、選考を有利に進める武器になるのです。

TOEICよりも重視されること
グランドスタッフ採用では、TOEICよりも重要視されるポイントがあります。
- 笑顔
- 接客力
- ホスピタリティ
- 身だしなみ
- コミュニケーション能力
グランドスタッフは空港の最前線でお客様と接する仕事です。
どれだけTOEICの点数が高くても、お客様対応に向いていないと判断されれば採用にはつながりません。
TOEIC対策と並行して、面接対策や企業研究も進めていきましょう。

まとめ
グランドスタッフ採用において、TOEICは必須ではありません。
しかし、英語力を客観的に示せる指標として、選考でプラスに働く可能性があります。
- TOEICがなくても応募できる企業はある
- まずは600点が目安
- 700点以上あると強みになる
- TOEICだけで合否は決まらない
- 接客力や人柄も重要
グランドスタッフを目指している方は、まずTOEIC600点取得を目標にしてみてください。
英語力は一朝一夕では身につきません。だからこそ、早めに学習を始めることが大切です。


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