グランドスタッフとしてもっとキャリアアップしたい、もっとグローバルな環境で働きたい、そう思った時、外資系航空会社で働くことが候補に挙がります。
今回は外資系航空会社のグランドスタッフ職「REP」という仕事についてご紹介します。仕事内容・どのくらい語学力が求められるのか・年収はどのくらい上がるのか説明します。
外資系航空会社で働くことを検討さfれている方の参考になれば嬉しいです。
外資系航空会社のREPという仕事とは?

REPとは、「Representative」の略で、外資系航空会社の“現場責任者”のようなポジションです。簡単にいうと、空港でその航空会社を代表して判断・指示を出す人のことです。
外資系航空会社のカウンターに行ったとき、ANAやJALの制服を着たスタッフが対応していた経験はありませんか?
実はそのスタッフは航空会社の社員ではなく「ハンドリング会社」のスタッフであることがほとんどです。外資系航空会社は、日本の空港業務(チェックイン・ゲートなど)をハンドリング会社に委託しているケースが多いです。
ただし、すべてを任せることはできません。
航空会社ごとの細かいルール、イレギュラー対応(遅延・欠航など)、クレーム対応といった「最終判断」が必要な場面では、航空会社の社員=REPが対応します。REPは現場の”司令塔”のような存在です。
REPの業務内容とは?
REPの主な業務は以下の通りです。
- チェックインカウンターでのイレギュラー対応
- チェックインカウンター・搭乗ゲート業務での責任者対応
- 本社とのやりとり
- お客様のクレーム対応
- ハンドリング会社との調整
- 運航乗務員・客室乗務員のホテル手配や情報共有
フライト遅延時に振替便やホテルを判断・手配したり、トラブル時に現場の最終判断を行うなど、現場全体を動かすポジションです。
REPとして働くためには?

REPとして働くには、外資系航空会社の募集に応募し採用される必要があります。ただし、日系航空会社のように定期採用ではなく募集は不定期です。
また、未経験からいきなりREPになるケースは少なく、多くの場合は「ハンドリング会社で3〜5年経験を積む→外資系航空会社へ転職(REPとして採用)」という流れです。
REPになると、自分でカウンターに立つというよりは現場に指示を出す立場になるため、グランドスタッフとしての実務経験は非常に重要です。
どのくらいの語学力が必要?
REPは外資系航空会社のポジションのため、英語は必須スキルです。
目安としては、TOEIC700〜800点以上、本社とのやりとりはすべて英語、イレギュラー対応も英語で即判断・対応が求められます。
特に重要なのはスピーキング(会話力)です。マニュアル通りではなく、その場で判断しながら英語で対応する力が必要です。
国際線での勤務経験がある、英語でお客様とやり取りができるなどの経験があればとても有利だと思います。
REPのメリット・デメリット

メリット
航空会社の制服を着て働ける:外資系航空会社のREPになると、その会社の制服を着用できます。外資系特有の華やかなデザインが多く、制服に憧れがある方には大きな魅力です。
給料・福利厚生が比較的良い:責任の大きいポジションであるため、日系グランドスタッフより待遇が良いケースが多く、航空券などの福利厚生も充実しています。
自分の判断で現場を動かせる:会社の代表として意思決定を行うため、責任は大きいですがその分やりがいも大きい仕事です。
デメリット
少人数のため業務量が多い:イレギュラー対応・クレーム対応・クルー対応など、業務範囲が広く忙しいポジションです。
雇用が不安定な場合がある(レイオフ):外資系企業のため、業績や路線の運休によってレイオフ(解雇)の可能性があります。実際にコロナ禍では、路線運休によりREPがレイオフになるケースもありました。
まとめ
REPは、外資系航空会社の現場を支える”司令塔”のような存在です。自分の判断で現場を動かすことができ、外資系航空会社の一員として働けるという大きなやりがいがあります。
将来、外資系航空会社で働きたい方やグランドスタッフからのキャリアアップを考えている方にとって、REPは非常に魅力的な選択肢の一つです。ぜひ目標の一つとして視野に入れてみてください!
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